2024.07.03

【終了しました】第21回はた映画上映会「ほかげ」

生き延びた人々が抱える痛みと闇…
塚本晋也が描く、戦後。

お待たせいたしました!今年度最初の上映会は塚本晋也監督作品「ほかげ」です。
女が暮らす半焼けの居酒屋、片腕が動かない男との旅、空襲で家族を失った子供の目線から見た、戦争と人間。戦争を民衆の目線で描き、現代の世に問う祈りの物語。
主演は、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロインに抜擢され、今後も活躍が期待されている俳優、趣里。ほか塚尾桜雅、河野宏紀、森山未來等の実力派俳優陣が集結した傑作をお楽しみください!
皆さまのご来場を心からお待ちしております。

 

 

 

公演情報

※終了しました

日程2024年8月3日(土)
時間開映14:00(開場 13:30)
会場松本市波田文化センター アクトホール
プログラムほかげ(塚本晋也監督作品)
チケット料金全席指定(税込)
一般:1,000円
シニア(65歳以上):800円
ペア(2名):1,600円
座席表座席表(PDF)
チケット発売日2024年7月10日(水)10時
プレイガイド松本市波田文化センター
窓口購入:1階事務所にお越しください(10時〜17時)
電話予約:0263-92-7501(10時〜17時)
※ご予約後のキャンセルはご遠慮ください
※月曜日・祝日の翌日は休館です。
チラシ
チラシを見る(PDF)
ウェブサイト作品公式サイト
主催等主催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団
後援:松本市・松本市教育委員会
制作協力:NPO法人 松本CINEMAセレクト
企画制作:松本市波田文化センター
お問い合わせ松本市波田文化センター(9時〜17時)
TEL:0263-92-7501 FAX:0263-92-7505
お問い合わせフォーム

 

見どころ

主演の趣里は孤独と喪失を纏いながらも戦争孤児との関係にほのかな光を見出す様を繊細かつ大胆に演じ、戦争に翻弄されたひとりの女を見事に表現した。片腕が動かない謎の男を演じるのは、映像、舞台、ダンスとジャンルにとらわれない表現者である森山未來。
飄々としながらも奥底に蠢く怒りや悲しみを、唯一無二の存在感で示している。復員した若い兵士役にPFFグランプリ受賞作品『J005311」の監督でもある河野宏紀、戦争孤児を演じた塚尾桜雅は、一度見たら忘れられないその瞳で物語をより深く豊かに彩った。
人間の中に潜む暴力、分かち難く絡む死と生を描いてきた塚本晋也が今を生きる全ての者に問いかける祈りの物語。

火と、その揺れに合わせて姿を変える影。
その影の中に生きる人々を見つめ、耳をすます。

女は、半焼けになった小さな居酒屋で1人暮らしている。体を売ることを斡旋され、戦争の絶望から抗うこともできずにその日を過ごしていた。空襲で家族をなくした子供がいる。闇市で食べ物を盗んで暮らしていたが、ある日盗みに入った居酒屋の女を目にしてそこに入り浸るようになり・・・。

 

クレジット

出演:趣里、塚尾桜雅、河野宏紀、利重剛、大森立嗣、森山未來
監督/脚本/撮影/編集:塚本晋也
助監督:林啓史 音楽:石川忠 音響演出:北田雅也

製作:海獣シアター 配給:新日本映画社
2023年/日本/95分/ビスタ/5.1ch/カラー
©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER

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